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医局紹介

神経内科 | 心療内科

 産業医科大学神経内科は昭和53年に産業医科大学の創設とともに、初代教授である村井由之名誉教授のもと、神経内科と心療内科が併設された独立した神経内科学講座として発足した歴史ある教室です。開設当時からの当教室のモットーは、経過と症状に関する病歴を詳細な問診によって得ること、緻密な診察から得られる神経学的所見・徴候に基づいた的確な診断と治療を行うことであり、様々な検査技術の進歩が目覚ましい現在においても、ベッドサイドでの診察を重視することは当教室の揺るぎない根幹であります。さらに、科学分野のイノベーションは神経内科学にも極めて大きな貢献をしていることは明らかであり、こうした最新の技術に基づいた様々な検査法を駆使し、より正確な診断を行うことや新たな疾患を発見することも重要です。しかしながら、このような最新の検査法を使いこなすためには神経内科学の基礎を修得していなければ、検査法の選択や結果の解釈に問題が生じます。私共の教室では、十分で正確な問診と神経学的診察に基づいた診療を行うためにスタッフの教育も行われ、日々努力しております。

 また研究面では、初代の村井由之教授、第2代の辻貞俊教授が教室を運営されていた約20年間にわたり、臨床神経生理学の分野では常にトップレベルの研究が行われ、その成果は診療にも生かされました。そして自由な雰囲気の中で多様な研究が行われ、運動機能解明に関する研究やてんかんの臨床研究、さらに免疫性神経疾患に関する研究も加わり、現在に継承されています。平成26年4月から第3代教授に足立弘明教授が赴任され、新たに神経変性疾患の病態解明と新規治療の開発に向けた研究が加わり、その結実が期待されます。診療ではてんかん、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、多発性硬化症、重症筋無力症、ギラン・バレー症候群など神経内科の専門的治療が必要な疾患を積極的に受け入れ、最適・最新の治療を行ってきました。

 産業医科大学病院は北九州市とその周辺自治体を含めた北九州地方の医療を担っております。北九州地方は100万人を超える人口を抱える医療圏であり、その中で神経内科・心療内科疾患の十分な診療が行える施設は残念ながらまだ多くはなく、産業医科大学病院の神経内科の果たす役割は大きいと考えられます。平成26年からの新しい教室でも、先代から受け継いだ大切な遺産である臨床神経学の根幹を貫きながら、時代のニーズに応じた新たな神経内科学講座で将来を担う多くの神経内科医・心療内科医を養成することに取り組んでおります。また神経内科・心療内科疾患の病態機序の解明や治療の開発のために臨床に根ざした研究を展開しています。

 産業医科大学神経内科学講座は開かれた教室です。神経内科・心療内科疾患や神経科学に興味を持っている学生や若手医師の皆さんの入局を心よりお待ちしています。

神経内科の外来表は こちら をご覧下さい。