「レビー小体病の分子・動的・疫学神経病理」のタイトルで、レビー小体病の総合的理解の基盤について、お話いただきました。神経・精神症状を呈するレビー小体病は、レビー小体の出現を基盤とする疾患の総称で、パーキンソン病(PD)、レビー小体型認知症(DLB)、純粋自律神経不全症(PAF)を含んでおり、この疾患を動的神経病理(dynamic neuropathology)の観点から解説していただきました。今後のレビー小体病の理解や診療に役立つ内容で大変有意義な会となりました。今後の村山先生の益々のご活躍をお祈り申し上げます。