寺澤悠理 (てらさわ ゆうり) 先生に大学院講義を行っていただきました
｢内受容感覚と感情を認知神経科学から考える ｣のタイトルで、身体内部環境に関する知覚である内受容感覚に焦点をあて、この感覚が、主観的に経験できる感情とどのように関わっているのかというテーマについて、最新の研究動向を紹介していただきました。近年では、内受容感覚が心身症やパニック、不安といった病態と関わることが指摘されており、その臨床的な意義について議論しました。いずれも今後の心身症の臨床に役立つ内容で大変勉強になりました。今後の寺澤先生の益々のご活躍をお祈り申し上げます。