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大八木保政先生に大学院講義を行っていただきました

「アルツハイマー病と糖尿病:治療・予防の標的」のタイトルで、 糖尿病に視点を置いたアルツハイマー病の病態マウスモデルの解析結果からアルツハイマー病の病態を考察しその治療薬の開発の研究状況について概説していただきました。 近年、久山町研究などで糖尿病とアルツハイマー病の関連が高いことが判明し、アルツハイマー病は欧米で「3型糖尿病」や「脳の糖尿病」と称されています。従って、脳神経細胞のインスリン抵抗性・インスリンシグナリングの改善がアルツハイマー病の次世代治療の標的の一つとして考えられています。